夢を語るのがトップの仕事

不機嫌な職場へのトラックバック

組織において、トップはどんなものであれ、夢を語るのが仕事であると思っている。
その夢をビジネスユニット長、部長、課長と徐々にブレークダウンし、メンバーに伝えていくことにより、夢が戦略になり戦術になる。

しかしながら、多くの組織、特に親会社から派遣される落下傘社長には夢が無いことが多いのではないだろうか?
随分前に、赴任してきた社長に最初に聞いたことがある。

「社長として我が組織にこられた訳ですが、夢はありますか?」

その答えは、「夢はない」であった。

また、今日でも違うトップの描く会社方針、中期方針には夢と呼ばれるものが無いことが少なくない。

トップの直接の声が聞こえにくい組織ほど、トップが夢を持ち、それをことあるごとに語ることこそが組織のベクトル合わせの第一歩ではないだろうか?