器用貧乏

  * 器用貧乏 意味
   なまじ器用であるために、あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成しないこと。また、器用なために他人から便利がられてこき使われ、自分ではいっこうに大成しないこと。
  * 器用貧乏 句例
   ◎器用貧乏な男
  * 器用貧乏 用例
   器用貧乏と、持ったが病の酒癖とで、歌沢の師匠もやれば俳諧の点者もやると云いう具合に、<芥川竜之介・老年>

三省堂「新明解四字熟語辞典」より

20年ちょっと前、学生時代に恩師から
 「お前は、器用貧乏にならないようにな。」
と、言われた事をふと思い出した。

ふと振り返ってみると、すっかり器用貧乏になってしまっていたようだ。口惜しい。