ゼミナール 経営学入門 〜第1部第2章 競争のための差別化
引き続き件の本を読む。第1部第2章P.69まで読了。まだ、1割超えた所。先は長いな。
第1章の続きと第2章から、気になったことをメモ。
経営資源
ヒト、モノ、カネといった物的資源と技術力、信用、ブランドといった組織能力の総称である情報的経営資源がある。
情報的経営資源は、作るのに時間がかかるが出来上がると、競争優位に働く。
事業活動のインプットに、ヒト、モノ、カネ、情報を入れ、アウトプットとしてカネ、情報を手に入れる。
ここで、付け加えるなら情報(ブランド、信用)を手に入れたことによって、優秀な人財を手に入れる確率も上がる。
すなわち、情報的経営資源を作り、育てることが大事なのだろう。
顧客を考える
誰を顧客とするのか、何を事業とするのかをキチンと考えないと行けない。
また、顧客を考える時普通はターゲット顧客をかなり狭くしぼる必要がある(そうでないと、焦点がぼやける)
差別化
顧客のニーズが単一のものではなく束であることを考え、以下の視点から差別化を考える。
- 製品差別化
- 価格差別化
- サービス差別化
- ブランド差別化
最後のブランド差別化は、容易ではないので一般的に最初の3者を用いて、製品->サービス->価格の順に競争の焦点を考えていく。
そういえば、ニッチ市場のところで3Mの話は出なかったな。