暇に任せて読んだその2(なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか)

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」

まだ、松の内も明けていないからでは無いが、表記の本を読んだ。
するすると読めて、なんだか心に沁み入ってくる。何だろうこの感覚は?

マネジャへの道を歩むということは、重き荷物を背負うようなものという件から
入っていき、何も方法論や難しい理論を話している訳ではない。
著者の真実(事実ではない、真実)を話しているだけである。
でも、なぜか沁み入ってくる。

誰かから借りてきた言葉ではない、(その人にとっての)真実の言葉なのだろう。
事実は一つしか無いが、真実はその人、その人にある。

これまで、P.F.ドラッカーさんの本を読み、金言と言われる言葉を理解し、
覚えて使おうとしていたが、それは間違いであることを気づかされた。
ただ、その金言を唱えるだけでは「軽い」ということなのだ。
ほんの少し前、私の大先輩が同じようなことを言っていたことを思い出した。

やはり、マネジメントの道は険しいのだと思い知らされた。